サバ【ルアー】

  • 最近はルアーの世界でもライトのタックル使用が多くなっているようです。使用ルアーは28-40-60g 潮の速い場合に80g。軽いルアーを使えば、ロッド.リール.ラインをライトにすることが出来るので、魚との駆け引きを、細いロッドでスリリングに楽しむことが出来ます。ただ、大きい魚を釣るには、大きい餌を演出するため80-120g位の大きなルアーを使うこともあります。
  • ジャーク(シャクリ)の幅と早さ、そして間合いサバの場合は、どちらかと言うとゆっくり大きくジャークした方が良いように感じます。そして、間合いもちょっと入れて下さい。ジグが横になったときにヒラヒラする感じが好きなんだと思います。魚が濃いと、落とし込みの途中でも食ってきますが、時々落とし込みの途中で止めてやると、ヒラヒラが発生しますので効果的です。
  • フックは、テールにあった方が良いようです。ブリ系アジ系は頭にあった方が良いですが、サバ系は、後ろから餌を捕食する傾向があります。よって、フックは後ろにあった方が言い訳です。
  • ルアーの釣りも大人数で行うと、ルアーが小魚の群に見える為だと思いますが、集魚効果があります。食いの良い群れにあたると、1時間も2時間も釣れ続くことがあります。そのような時に、手返し良く釣ることが数を釣るために非常に重要です。まず、自分の釣り座の周りを整理しておくことも必要です。そして、一番時間がかかるのは、魚をハリから外す事ですので、ペンチなどを使って上手に外す事を心がけましょう。
  • 「サバの活き腐れ」といった言葉もあります。釣った魚は、クーラーに氷と海水をたっぷり入れ、「水氷」にして保存すると活きよく持ち帰ることが出来ます。釣ってすぐに、喉を切ってしまって「血抜き」する方法も簡単ですのでオススメです。
  • 金華サバ」の定義特に決まりはないのですが、自分なりには「金華山周り及び仙台湾で獲れた800g以上の真サバ」と考えております。ブランドとして存在し続ける為には、漁業者、買い受け人、遊漁者などが一体となって定義を策定する事が急務であると考えます。消費者が、偽って出荷された中小サバのパサパサしたものを食べ「金華サバってこんなもん?」と感じたらどうなります?また、まき網漁業によって捕られたサバは、漁槽の血の海に放り込まれるのですから、美味しくは無いと思います。一本一本丁寧に扱われたものが、「金華サバ」であって欲しいと思います。
  • 鳥山が出来ている時は、魚が表層に出ていますので、ジグだけではなく、ミノーやペンシルベイト、ポッパーなどトップ系のルアーで攻めるのも面白いです。トップ系の釣りは、目で見えるのが非常に楽しい、また、シイラやカツオ、メジマグロなども追います。キャスティングでの釣りになりますので、違ったタックルになります。ジギングタックルとの差は、ロッドは7-8フィートのやや長め、ラインはナイロンなどです。